【第1話】アジュアスカイコンサルティングの仕事とは
本日から「蒼天記」と題しまして、経営者、事業責任者、プロジェクトマネージャー…など、企業経営に携わられている皆様方向けの応援コラムをスタートします。
初回である今回は、弊社アジュアスカイコンサルティングの仕事についてお伝えして参ります。
弊社の仕事は、新製品・新サービス、新事業、投資…収益事業立ち上げのプロジェクトを推進するためのコンサルティングを展開しています。企業が新たな打ち手を具現化していこうと考えた場合、社内に関係者を集めたプロジェクトチームを作り、商売になるように開発検討を進めていくのが一般的です。弊社はそのプロジェクトチームに参画し、意識レベルを高めつつ、開発検討の考え方や手順を提供することで、より短期間で収益性高く“売れるカタチ”に仕上げていこうという訳です。
仕事柄、年間に触れるご相談や事業計画は簡易なものも含めれば100件を超えるでしょう。伸びていく事業者さんに共通しているのは「創造的・挑戦的」ということです。目指す理想の未来・社会的着眼みたいなものがあって、それを実現していくための方法として、自分達の能力を上手く売りモノに転換して世の中に提供しています。仕事そのもの、市場そのものを創り出すことに挑戦しているのです。一方で、伸び悩む事業者さんの多くは、既にある他社の商品・サービスをちょっともじって、そこに便乗しようという創造レベルに留まっているように見受けられます。
事業を営む以上、創造性は不可欠です。創造性やイノベーションとまで言わなくても工夫は不可欠という事に異論を唱える方は少ないでしょう。創造性が不可欠な理由は簡単です。創造努力がもたらす結果としての“違い”が利益を生むからです。躍動感ある経営を目指そうとすれば、独自の能力を高めながら売りモノへと転換し、磨き上げ、世に問うていくべきでしょう。そうすることでしか独自の道を拓いていくことはできません。
プロジェクトの推進とは、未知への挑戦です。作り方、売り方を含めて、やったことがない領域に挑戦する訳です。だからこそ、その間の不安・葛藤でも折れない、守るべき考え方の軸が重要なのです。その時々の状況などに臨機に応じ、優先順位を組み替えつつ、必要なモノを調達しながら、軸を見失うことなく自らの答えを創り上げていくという、とても苦しいプロセスを乗り越えていかなければならない取組です。この取組を支えていくのが弊社の仕事です。
今、この瞬間にも、挑戦している経営者、プロジェクトメンバーの方々がいます。通常の業務をこなしながら、大格闘しています。「こんな用途でいけないかな...」と新技術の可能性をど真剣に模索している社長がいます。「俺達にできますかね...」なんていいながら悪ガキみたいに目を輝かせているプロジェクトリーダーがいます。その先には必ず新たな事業ステージが待っています。そして何よりもチームメンバーにとって成長は最大の報酬です。
収益事業の立ち上げには難渋を伴いますが、その先には快い蒼空が待っています。プロジェクトが進み「これなら行ける」という雰囲気に達した時は、コンサルタント冥利に尽きると感じる瞬間です。弊社のアジュアスカイとは蒼空、蒼天を意味する英語です。人は折に触れて空を見上げ、そしてその果てしない力をもらい前に進んでいきます。難題突破の知恵や方法をもたらし、向かうべき未来へと経営者やチームを勇気づける、そんな貢献を通じて豊かな社会を築いていく企業を目指して社名としております。
次回以降、経営に携わる皆様方、プロジェクト推進に当たられる方々の少しでもお役に立てる内容をお伝えしていきたいと思います。